久しぶりにブログを書きます。
しばらく書くことができませんでした。
私の大切なココ蔵が、4月19日に旅立ってしまいました。
前回のブログ更新後、状態が更に悪くなり、目が離せなくなって、一日中付き添って介助する生活になりました。
私は、職場の方にお願いして、娘が休みの日以外は仕事を休ませてもらいました。
そして、家族みんなで協力して、ずっとココ蔵と一緒にいました。
最後まで、ココ蔵は生きようとがんばりました。
私たち家族も、一緒にがんばりました。
息を引き取るまで、本当に壮絶でした。
みんなで、何度も何度も色んな言葉をかけました。
最期は、夫が寄り添い、娘に抱っこされ、私が頭と顔を撫でながら見つめあって「ずっといっしょだよ。ずっといっしょだから!」と言葉を絞り出すと、「うん!」と、覚悟を決めたように、うなずいて私の瞳を見て逝きました。
ココ蔵は、最後の最後まで苦しんだけれど、息を引き取った後は、気持ちよく眠っているような穏やかな可愛い顔をしていました。
きっと、もう苦しくないよね?病気から解放されて走り回っているよね?
ココ蔵を失ったことで、心がぼろぼろに引きちぎられたようでした。
涙は、いつまででも流れるのだ、ということを知りました。
翌日、ココ蔵の火葬をお願いしました。
お別れの時、ぼろぼろになった心が、再びえぐられるようでした。
泣いて、叫んで、懇願して声も枯れてしまいました。
そして数時間後に、可愛い水色の小さい骨袋に入って帰ってきたココ蔵は、まだほんのりと温かくて・・・ただ、もう「おかえり」という気持ちだけでした。
ココ蔵の仏壇は、男の子ですが可愛い桜色にしました。
その周りは、いただいたお花やお供えでいっぱいになりました。
ココ蔵の写真がお花に囲まれているのを見ると、なんだかとても嬉しくて癒されました。
悲しい時のお花の力は素晴らしいんですね、ありがとうございます。
そういえば、ココ蔵と桜を見ることは叶わなかったなと思う。
私の住む街では、今ようやく桜が咲いてきているのです。
いま、少しだけ時間が経って、家族みんな何とかやっています。
まだ、思い出すと涙が出てきてしまうけれど、私たちが悲しんでばかりだと、ココ蔵が、虹の橋で楽しく遊ぶことができないと思い、少しだけがんばっています。
いつか一緒に虹の橋を渡れる日がくるのかな?
それとも、ココ蔵が生まれ変わって再び出会うことができるのかな?
ココ蔵、私たちのところに、来てくれてありがとう。
13年と6ヵ月、いっぱいの笑顔と愛をありがとう。
本当に本当に楽しかったよ、心から愛してるよ。
そして・・・
ずっと、ずっと、いっしょだよ。
だってココ蔵は、私の心の真ん中に広がる、温かい陽だまりだから。